人は「手に入らなかったもの」でできている…。anone 第2話 2018,1,17
遅くなってしまいましたが、
anone 第2話を見ました!
今回はアノネさんの気持ちを思うと切ない気持ちになりました。
以下はネタバレも含みつつ…
「これって偽札…?」と疑いをもったハリカ。
その紙幣を持っていたアノネの手がかりとなる林田印刷所へ向かう。
その目的は、お金を手に入れること。
ただ、奪いたかったわけではなく、
アノネさんには迷惑はかけないからと、話を持ちかける。
お金がほしい目的はなんだろう。
やはり彦星くんの手術代、かな。
最初はハリカを疎ましく思い、追い返そうとするが、
ハリカが偽札のあった床下から、デジカメを見つけたことで事態は急転。
そのデジカメには19歳のころに失踪したはずのアノネさんの娘レイが、
亡くなった夫とともに写っている写真があった。
そこから、
実は本当の娘ではないこと、
せいいっぱい愛して育てたのに、本当の母親が現れたせいで、あっという間に娘との関係が壊れてしまったこと、
などをハリカに語り始める。
その中でアノネさんが言ったセリフ。
「人は、手に入ったものじゃなくて、手に入らなかったものでできてるんだもんね」
たしかに人は失ったものや手に入らなかったものの方が記憶に残っている。
そしてそれを取り戻そうと、得ようと、頑張って生きるのかもしれない。
ちょっとぐっときたセリフですね。
あと本当の母親が現れたことで娘との関係が壊れてしまったことを
「お母さんを、ただのおばさんに変えちゃう」
というセリフも切なかったです…。
アノネの独白を受けて、ハリカは励まそうとする。
その優しさをみて、アノネはハリカに家に泊まっていきなと提案する。
偽札から始まった二人の物語だけど、これから静かな幸せが始まる予感があった。
…が、ここで出て来る小林聡美さん&阿部サダヲさん演じる、るい子&舵!
偽札を裏金だと信じ、それを盗むために林田印刷所に忍び込む。
「せっかくの幸せを壊しやがってー!」とちょっとイライラさせられました!!
ただ忍び込んでいたところをハリカに見つかり、
なりゆきからそのままハリカをさらってしまう。
ハリカを連れて二人は、舵の店に帰るが、そこには予期せぬ人物が…。
むむむ…!次回も楽しみですね。
いよいよ瑛太さん演じる男の正体がわかりそうです!